寫眞色々zeroの独り言。。~人の噂も七十五日~

人の噂も七十五日。
でも今の世の中 7日もあれば情報の洪水に呑み込まれて跡形もなく本人以外記憶から消えてしまう。

様々なご意見はあると思います、間違いなく。
けどだからこそ1人の作家、1人のフォトグラファ-、1人の人間として
情報の波に流されて自分の中に生まれた感覚が風化しないうちに一石投げておきたいと思います。

#metooから端を発したアラーキーの一件。
この間ウェブ美術手帖のシェアから個人的見解は書いたけど
それと同時に色々理解できていない部分にも気が付いたこともあったので
改めて#metooを発したKaoRiさんの投稿や水原希子さんのインスタその他諸々改めて読み返して
正直色々自分達一介の写真を生業にする人間でも
風の噂とかで聞き覚えのある話も様々思い出した事も含めて様々考えた。

氏の太陽賞のさっちんから始まり奥様との私写真、空や花の写真。そして様々な女性の写真。
綺麗事無しに学生時代を含めかなりな影響を受けたのも間違いないし
そこから本歌取りで作品に繋げたものもあった。
だからこそニュースを見たときショックを受けた

事の本質や真相ってのは最後は本人達しかわからないけど
火のない所に煙は立たない訳で。。
本当に本当に残念で落胆過ぎる話。。

それと同時に個人的に頭をよぎったのは根本の問題から飛躍し過ぎやもしれないけど
この先の自分達が発信していく作品や発信の意味や在り方。

そしてたとえ自然が相手だったとしても
何かを作っていくには決して一人では出来ない。その上で改めて欠かせないそれに関わってくれる事象やモノや人達に対する関わり方や関係性の構築、それに伴う社会的な対応の進め方。

#metooというフィルタ-を通して投げかけられた今回の事柄に
写真、それ以外でもア-トと称されるモノを生業にする方々、キュレーター やギャラリストさん達はこの事態をどう考えてられるのだろうか。。と思う。

自分が知る限り一部のモデルの方々や業界関係者、ウェブ美術手帖以外でア-トや写真、美術、芸術等の冠を頂いたところからの発言はほぼ見当たらない。
2ちゃんやらツイッターやらその他ネット上サイトでは多々取り上げてられてるけど
ひたすら各所で見られるのは罵倒や批判、非難の嵐。
大概はただただ酷い言葉の羅列。
色々なしがらみや立場等々あるのは容易に想像はできるけど何かしら感じてる事は一般の人よりあるはずなのに不思議と何故か沈黙な空気を感じる。
確かに”発言しなければならない”.理由は決してどこにも無い。

” 何かを発言したってどうせなんも変わらない。”

” ヘタに発言すれば偽善者どうのと叩かれる。”

” 無関心が一番賢い生き方 ”

認めたくないけど今の世の中…間違っちゃいない。

今回KaoRiさんに対しての氏の行動やモデルとの関係性や扱い等に焦点が当てられ
#metooというフィルタ-を通して世間に一石を投じられたわけだけど
昨今個々のあいまいな理解や権力的な力に振り回されることで問題視される権利や契約。
作家であれビジネスであれプロを名乗る上であるべき姿と守るべき、守られるべきル-ル。
これらはある意味決して他人事ではない話。

そして問題をもっと大きくとらえるならば自分たちが生まれるもっと前から続き
延々と続く時代や世相の中で。
個人の思想や”男.女”という枠の中で。
他者に対して形を変え対象を変えて無意識下に存在し続ける差別意識

擁護や非難、批判だけでなく
やはりそれぞれがそれぞれの思う事があるなら
どこかで自分の声として発していく事の必要が絶対あると思う。

結局解決も改善も何にもならなくただの若造の甘っちょろい考え方だけで終わってしまうことなのかもしれないけど
様々な会話や考え方のやり取りを通しての様々な意見の交換、
時には相違からの問答や同意からの建設的な結論への構築。
そゆ積み重なりが今すぐでなくても
この様々に歪んだ部分の何かを変えていく事になると個人としては考えてこれからもそうしていきたい。